ドッグフード選び

ドッグフード

ドッグフードの素材

気になる3つの原料【化学合成物質】【4Dミート】【主成分が穀物】

※残念ながら全ての原料や配合比率の情報が分からないので、おおよその良し悪しの判断材料です。

①化学合成物質【酸化防止剤・香料・着色料】

添加物の中でも、できれば食べさせたくない成分。

  • 【着色料】二酸化チタン、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色105号、黄色4号、黄色5号、黄色6号、青色1号、青色2号、青色102号など。
  • 【酸化防止剤】BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、エトキシン、没食子酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウムなど。
  • 【保存料】ソルビン酸カリウム、ソルビン酸、安息香酸、安息香酸ナトリウムなど。
  • 【発色剤】亜硝酸ナトリウム保湿剤プロピレングリコール(猫用に用いることが禁止されている)。
  • 【その他】ポリリジン、セレン化合物、ソルビトール、グリシリジン・アンモニエート、グリセリン、pH調整剤、香料、調味料、膨張剤。

これら化学合成物質【酸化防止剤・香料・着色料】をドッグフードや食品経由で摂取したからといって、すぐに何が異常が出るわけではないと思いますが、長い期間、食べる事でアレルギーや内臓への負担が心配になります。

ドッグフードの流通するうえで品質や美味しそうに見せることには化学合成物質は必要な成分かもしれません、でも体と健康のことを思うと過剰な摂取は控えた方が良いのかなと思います。

ワンちゃんも添加物や着色料が入っていても味が美味しいので食いつきは良いですからね。
人間も同じでアクリルアミドたっぷり入ったジャンクフードのポテトチップスは美味しい思うのと同じですかね。 健康志向の人や、そうじゃない人もいますから。

アクリルアミドは、炭水化物を多く含む原材料を高温(120℃以上)で加熱調理した食品に含まれる可能性があります。例えば、ポテトチップス、フライドポテトなど、じゃがいもを揚げたスナックや料理、ビスケット、クッキーのように穀類を原材料とする焼き菓子などに、高濃度に含まれていることが報告されています。

農林水産省

国際がん研究機関による発がん性分類において、人に対する発がん性の証拠は不十分だが、動物実験における発がん性の証拠は十分にあることから、アクリルアミドは2A(人に対しておそらく発がん性がある)に分類されています。

厚生労働省

②4Dミートなど【粗悪とされる原料】

どんな動物の肉を使用しているのか分からないミートミール(肉類の粉末)、フェザーミール(鳥の羽)、ミートエキス、ミートパウダー、家禽ミート、肉類副産物、鶏副産物、魚類副産物、肝臓腺粉、動物性乾燥消化物、鶏肉副産物の消化物、家禽副産物粉、乾燥レバー消化物、あらびき粉、肉類、骨粉(ボーンミール)、肉類、動物性油脂、獣脂、家畜油脂など。

4Dミートの『4D』ってなに。

  • DEAD=食肉用以外の理由で死んだ動物の肉
  • DISEASED=病気で死んだ動物の肉
  • DYING=死にかけの動物を殺して得た肉
  • DISABLED=障害があった動物の肉

4つの条件が含まれた肉を『4Dミート』って、言うようです。こうしてみると、実害が例が無くても、あまり大好きなワンちゃんには食べさせたい原材料ではありません。

4Dミートが流通する理由は人間の食用に適さない肉を有効に利用するためだそうです。

原材料の表記にには4Dミートなどの表記は有りません。
●食肉加工前の4Dミートは『肉副産物』
●レンダリング業者で加工された4Dミートから出た肉粉などは、『○○ミール』と表記されているそうです。

選ぶときには、どんな動物の・どんな肉を使っているのか分からない食べ物は不安が残ります。原材料に上記のような原料名が書いていて、具体的な記載がないドッグフードは注意した方がよさそうですね。

③穀物類(主成分が穀物)

小麦、小麦粉、小麦胚芽粉、小麦ふすま、小麦蛋白、トウモロコシ、トウモロコシ粉、コーングルテン、コーングルテンフィード、コーンブラン、大豆、大豆ミール(大豆油カス)、大豆粉、脱脂大豆、中白糠、パン粉、ホミニーフィード、ふすま、でんぷん類、砂糖、糖類、ビートパルプ(化学的な薬品で生産されたもの)など。

犬は穀物を消化できない!」だからグレインフリーが良いと言われます。

人に比べれば穀物の消化は得意ではありませんが、犬が穀物類を全く消化できないというのは間違いのようです。ドッグフードに含まれる穀物は加熱しているので犬も消化できるそうです。

グレインフリーとは、穀物(小麦、とうもろこし、米などの穀物全般)を不使用。

グルテンフリーとは、穀物の中の麦類(小麦・大麦・ライ麦)を不使用。

気を付けることは穀物はアレルギーの原因になりやすいからです。
穀物が食物アレルギーの原因となりやすいため、できればこれらが入っていないドッグフードを利用された方がいいと思います。

【小麦粉】
鶏肉の次に多い小麦アレルギー。
分かっている場合はグルテンフリーのドッグフードを選んだほうが良さそうです。

【トウモロコシ】
皮膚の健康を保つリノール酸(オメガ6系脂肪酸)が多く含まれています。
良質なタンパク源のみを使っているなら良いようです。
安い原材料なので芯やヒゲも一緒にして、フードのカサ増しで使用しているものには気を付けた方が良いと思います。

トウモロコシはアレルギーの原因になりやすいと思っていましが、牛肉や鶏肉、大豆に比べてリスクが低い食材だそうです。
でもトウモロコシが体質に合わないワンちゃんも居ますので、気を付けて下さい。

【コーンスターチ】
トウモロコシのデンプンだけを取り出したものがコーンスターチ。
熱を加えることで消化効率の良いエネルギー源になり、ウェットフードなどに使われるようです。

【お米】
炊いたお米ならワンちゃんも消化でき、デンプンを多く含むのでエネルギー源となります。
タンパク質やカルシウム、ビタミンなども含むバランスの良い食材です。
お米は糖質が多いので、食べ過ぎるとおデブちゃんに、、、。
糖尿病を患っているワンちゃんには注意です。
お米に対してアレルギーがあるワンちゃんもいるので注意して下さい。

どんな事もそうですが、愛犬の為に少しでも不安や疑問に感じたことは必ず自分で調べることです。

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